1818年創業、アメリカントラディショナルを代表するBROOKS BROTHERSより、ブランドのアーカイブを色濃く反映した“OWN MAKE”の一着です。OWN MAKEとは、かつてブルックス ブラザーズが自社のワークルームで仕立てた製品に用いていた由緒ある名称で、その歴史的なレーベルを2010年代に復活させ、往年のディテールや物作りを現代に再構築したのがこちらのライン。今回の一着も黒地にゴールドで刺繍された“Own Make”ネームを備え、その下には“100% COTTON / MADE IN USA / OF IMPORTED FABRIC”の表記が入るアメリカ製の一枚です。生地には程よく肉感のあるホワイトコットンを使用し、ブルックスを象徴する柔らかなロールのボタンダウンカラーに、前開きを途中までとしたクラシックなプルオーバー仕様、さらに胸ポケットを省いた潔いフロントデザインと、随所に古き良きアメリカンシャツを思わせるディテールが見られます。プルオーバーのボタンダウンは決して後年のアレンジではなく、かつてのBROOKS BROTHERSでも展開されていた由緒あるスタイルであり、それを自らのアーカイブから掘り起こしたような佇まいもOWN MAKEならでは。背面にはセンターのボックスプリーツを配し、ゆとりを持たせながらも白一色の端正な表情によって野暮ったさを感じさせません。ヴィンテージそのものではなく、ブルックス ブラザーズ自身が自らの歴史を振り返り、アメリカ製にこだわって再び形にした一着というところに惹かれるものがあり、ジャケットやブレザーのインナーにはもちろん、ボタンを少し開けて袖を捲り、一枚でラフに着ても様になる、今あらためて袖を通したいBROOKS BROTHERSらしいシャツです。